ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」は落としやすい
Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」を買って、いろいろ試しているところですが、家で食事中にポロッと片方落ちてしまいました。食べる時のアゴの関節の動きが、近くにある耳に影響するんですね。
耳の穴に入るイヤーチップが、「AirPods Pro」に付属している「大中小」のイヤーチップのうち、あらかじめ付いていた「中」のままだったことも原因のようで、「大」のイヤーチップに付け直しました。
外で落としたら大変
今回は家庭内で、まだ低い位置からの落下で、下も柔らかめの床だったのでよかったのですが、これは外で歩きながら使う場合は、落としたらもっと高い位置から落ちることになるし、落ちる地面も舗装道路や大理石など硬い場合もあり得るし、海に落としたやら、溶鉱炉に落としたやらしたら目も当てられませんので、対策しておかないと、と思いました。
そこで、アマゾンで調べてみました。
メガネとぶつかるタイプ
あるタイプでは、耳の前方から耳上を這わせて耳後ろにひっかける、という仕組みでしたが、私はメガネをかけるので、このタイプだとメガネの耳かけ部分とモロにかち合ってしまいます。メガネなしの方には良いかも知れません。
メガネとぶつからないタイプ
メガネとぶつからないという条件で見つけたのが、耳の複雑な凹凸に合わせてひっかかりを付けるタイプの落下防止グッズです。
そこで、ネット販売でどれが良いのかネットサーフィンしてみると、同じタイプで3セット入りで1300円くらいするものと、2セット入りでなんと699円、しかも送料無料、というものがありました。
簡単な仕組みのものなので、1300円はちと高いし、3セットもあっても余分だし、と思ったので、買った人によるレビュー評価も高かったこともあり、2セット699円送料無料の方をポチりました。
送料無料なぶん、注文から到着まで2〜3日かかりましたが、私には全く許容範囲です。
ぺったんこで小さめですが、しっかりしたアマゾン封筒がポストに入っていました。
ぺったんこでもすぐ復元
ぺったんこだったので中身をちょっと心配しましたが、ケースも何もないので、実際ぺったんこになって入ってました。
でも、心配無用。シリコンなのですぐに正常な状態に戻りました。
驚異の保証期間
なかなかオシャレな袋パッケージ。
パッケージの中身を取り出して笑ってしまったのが、無料交換保証カードに書かれている、保証期間「一生」という文字!
製品によほどの自信がないと、こうは書けません。
これだけで、私は製品を信用しました。
ボディースーツのようにピッタリ
イヤーフックの着せ方は普通に自分でTシャツを着るような感覚、似た感じで言うと、水泳のゴーグルのゴムを引っ張ってつけ具合を調節するような感じでしょうか。
着させてみると、ボディースーツのようにピッタリです。(着たことありませんが)
「AirPods Pro」の小動物の「目」のように見える横の黒いマイク部分と、こちらはまた「口」のように見える下の黒いマイク部分も、ちゃんと音が取り込めるように、実際のマイクより少しだけ大きめの穴が開いているので、マイク機能に全く干渉しません。
「AirPods Pro」の後ろにある3つ目の黒いマイク部分には、そもそも届かないので、全く影響ありません。
「AirPods Pro」の「目」のように見える黒いマイク部分の上の「まぶた」にあたるところに、「R」「L」の文字が、それぞれ凹(へこ)ませる形式で小さく浅く刻印されているので、右と左を間違えずにセットできます。
着せてみると、全体として黒い目と口と、白くて大きな鼻があるウサギとかロバのように見えます。
ウサギの耳の部分は中空ではなく、中身がつまっています。
着けたままでも充電可能
イヤーフックを着せたまま充電器に差し込むと、フタは閉まりませんが、ちゃんと充電出来てます。
ただし、「AirPods Pro」は、充電器にを入れたままフタを開いてiPhoneを近くに持ってくるだけでペアリングできる、という仕様なので、その状態で近くにiPhoneがあると、しょっちゅうペアリングできた事を示す動画画面が出ます。
差し込んだ姿を見ると、耳があるので、巣の中でウサギのような小動物が向かい合って寝ているようで、なかなか可愛いものです。
ただし、水平に置くと「うどん」が奥まで届かず、充電されない場合があります。
ちょっと立ち気味の体勢にしておく必要があるので、工夫が必要です。私はタオルをくしゃくしゃにして調節して置いています。
耳のくぼみにピッタリ
さて、これで耳にセットしてみると、何もないときに比べて、相当安定します。
特にウサギの耳部分の先端は、私の耳の穴の上のくぼみにちょうど入り込んで引っかかるので、落下の心配は相当に軽減されます。
「AirPods Pro」の正しい着け位置が分かる
それと、「AirPods Pro」の耳穴への差し込み角度について、このくらいだろうか、いやいやもっと前向きかな、など、いろいろ試して悩んでいたのですが、このイヤーフックを付けることによって、耳穴への角度も自動的に固定されることになります。
これが正しい角度なんだな、ということが分かりますので、そちらの方での安心感、「この角度でよいのだ」感が生まれたのは思いがけない収穫でした。
これで、家の中で外れることはなくなりました。
外出時にはヒモで結ぶ
さて、次は外出時にセットですが、落ちにくくなったとは言え、外では何があるか分かりません。
急な突風が吹いたやら、ツチノコにけつまづいたやら、白モノ好きなカラスが持ってくやら、油断もスキもありません。
同じことを心配する人も多いようで、ちゃんとそれ用の製品がありました。
しかし、商品レビューで、イヤホンを取り付けるところが耳に干渉する、という書き込みがあったので、とりあえず100円ショップで、老眼鏡などのメガネを使わないときに首からぶら下げておく用のストラップを買って、代用することにしました。
キャンドゥのメガネ用ストラップ
メガネの「ツル」を入れるために、ストラップの両端にシリコン輪ゴムのようなものがくっついてます。
ここに「AirPods Pro」の足のように伸びた部分、いわゆる「うどん」の部分を突っ込みます。
これもあつらえたようにピッタリです。しかもシリコンゴムなのでスベりません。
オヤジギャグを言ってもスベりません。
メガネを同時にかけていると、一見、普通にメガネのストラップかな、と見えるかも知れません。
これで、外に出てみました。
いつも外歩きのときはデイバッグを片肩にかけているので、その着脱のときに引っかかって引っ張ったりしますが、さすがに耳にピッタリのイヤーフックなので、多少引っ張られたくらいでは落ちません。
イヤホンをセットしてからマスクをすると、マスクのヒモでイヤホンのヒモを押さえることになるので、さらにイヤホンが外れにくくなります。
その見地から言うと、不自然でなければマスクは出来るだけ着けておきたいですね。
しかし、引っかかるのはやはり危ないので、ヒモ部分をもうちょっと短く調整しようと思います。
ダイソーのワイヤレスイヤホン用ストラップ
ダイソーでAppleワイヤレスイヤホンAirPodes Pro専用のストラップを見つけました。
白もあるようですが、店にあったのは黒だけでした。
弱いながらもちゃんと磁石も入っていて、首からぶら下げると一応くっついてます。
シリコンゴム製でからまりにくく、多少の伸縮性もあるので、充電のための着脱はメガネ用に比べてしっかりホールドしているので毎回面倒ですが、そのぶん、外出時には安心です。
なお、「うどん」部分にあるタッチボタンは隠れますが、シリコンの上からでも問題なく押せます。
今回のお話
今回は「AirPods Pro」落下防止のために買ったイヤーフックが、手頃なお値段なのに、思いのほか、耳に合って、しかも「AirPods Pro」を正しい装着位置に誘導もしてくれるスグレモノであった、ということ。
外出時には、左右の「AirPods Pro」同士をヒモのようなもの、あるいは専用のストラップで結べば、落下不安が解消できる、というお話でした。
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