アップルウォッチバンド2種を比較すると
アップルウォッチ
自体は、便利なものなのでオススメ間違いないところですが、悩みどころは「バンド」です。
今回2種類を実際に試してみました。
「ソロループ」と「スポーツループ」です。
「スポーツ」と「ソロ」のちがいは
「ソロループ」バンドと「スポーツループ」バンド、どちらも「ループ」タイプ、つまり「留め金」と穴がなくて輪の形「ループ」状につながっているタイプです。
スポーツループ
スポーツタイプの方は一見、うっかりバンドをゆるめると落っこちそうに見えますが、実はバンドの端っこのプラスチック部分がストッパーになって引っかかるので、全体としては、アップルウォッチ本体を含めて、つながった「輪」になります。
なので、手からすっぽ抜けて落ちることはありません。
写真の「アップルウオッチ」本体は「シリーズ7」です。
そして、「スポーツループ」はバンドにマジックテープが貼ってあるので、「留め金式」と同様に長さ調節が出来ます。
「同様に」というよりむしろ、「留め金式」の方は、調節穴の、穴同士の間隔のサイズで段階的にしか調節できませんが、スポーツループなら無段階に、ピッタリのサイズに調節することが出来るので自由度が格段に高いと言えます。
ソロループ
一方、「ソロループ」の方は、全く一切、金輪際、長さの調節が出来ないので、あらかじめ注文するときにバンドの長さをしっかり指定する必要があります。
実はアップルウォッチを買う時に、バンドが一つ付いてきます。
私は「ソロループ」もいいなと思ったのですが、サイズを指定することが出来るとは知らず、無段階調節のできるタイプが良いな、ということで「スポーツループ」タイプを選びました。
たしかに、無段階に調節できて良いのですが、いちいち着けるたびにマジックテープをバリバリ剥がして調節するのが面倒になって来たのと、アップルウォッチ本体に固定されている方は良いのですが、折り返して調節する方のバンドが2重になって空間があるのがカッコよくないかなあと感じ始めたので、「ソロループ」タイプを買おうと思いました。
が、アップル純正品はべらぼうに高いので、いわゆるサードパーティー製のコンパチブル「ソロループ」をAmazon買ってみました。リンクを貼っておきますが、色は私が買った時より新しくなってますね。
「ソロループ」サイズ指定がサードパーティーでも出来る
こちらもサードパーティーとは言え、ちゃんとサイズ指定が出来ます。
アップルでは紙製のメジャーをダウンロード、プリントアウト出来るようになっていて、それで測るのがベストです。
が、ウチではプリンターを持っていないので、メジャーで何回も何回も測りまくりました。
測り方については、こちらにアップル公式サイトの親切な映像があります。
上のサイトに入って、どれか適当なバンド画像をクリックすると次の画面が現れるので、その画面の左側にある欄の「バンドのサイズ」のところにある「測定を始める」という文字をクリックします。そうすると、「手首のサイズを測ってみましょう」という動画ページが開くので、「印刷可能なツール」と「身近にあるもの」どちらかをクリックすると、それぞれを使った測り方が見られます。
「ケース」というのはアップルウォッチ本体のことです。
バンドの色は毎年、色々新しいカラーが出て、シャレた名前が付いていますね。
で、ようやくサイズが決まって、Amazonのサードパーティーの方で発注。
モノはちゃんとしたもので、サイズもピタリと合って、これはオススメです。
私のアップルウォッチ、シリーズ7のサイズは41mmなのですが、38/40なるものが送られて来ました。まあ、装着してみると、本体に「ほぼ」ピッタリ装着できたので、一応良しとします。
ソロループメリット
このソロループ、使い心地が良いのですが、「ただし、イケメンに限る」、ではなくて「ただし、若者に限る」、という点をお伝えしたくて、この記事を書いています。
ソロループのメリットとしては、
- 調節する必要がないので、着けるだけで良い。
- パソコンを打つ時に干渉しない。
- 手首に密着するので滑らない。
などの良い点があります。
1.調節する必要がないので、ハメるだけで良い。
長さはもう決まっているので、長さを調節する必要がありません。サッとハメられるのであれば、手間も時間もかかりません。
2.パソコンを打つ時に干渉しない。
スポーツループの場合は、バンドのはしっこの「ストッパー」がプラスチック製で、ノートパソコンのはしっこに「コンコン」と触ってしまいます。
プラスチック製なので傷がつくことはありませんが、ちょっとわずらわしく感じます。
それが「ソロループ」だとシリコンが触るので硬さも感じませんし、違和感もありません。
3.手首に密着するので滑らない。
素材がしっとりシリコンなので肌としっくりくっつく感じがあります。
しかも裏側がちょっとエグれているので、ちょっとした段差があり、その段差で肌にひっかかりやすくなっています。
アップルウォッチ裏側のセンサーが肌にピッタリくっついている事が必要な「心電図機能」や「酸素濃度機能」にはプラスの性能だと思います。
ソロループたったひとつのデメリット
私も、これは良い、と愛用していたのですが、ただひとつ不便だったのは、はめるとき、外すときがとてもキツいことでした。
一発でスルッとハメたり、スルッと外したりというわけには行きません。
あっちを入れ、こっちをずらし、もう一回あっちをずらし、こっちを入れ、くらいでやっと手首の定位置までハメることが出来ますが、かなり手を締め付けることになり、そのため、手が白くなるくらいです。
外すときもこれまた大変で、あっちを上げ、こっちをずらし、もう一回あっちを上げ、こっちをずらし、とやってようやく外せます。こちらはハメるときとは反対に手がうっ血して紫色になるくらいです。
血管もろい年代は要注意
それでも他のメリットの方が大きく、使い続けていたのですが、あるとき、親指の付け根がかゆくてたまらなくなりました。
かゆいかゆい、なんだろう、ソロループのシリコンにかぶれたかな、などと思っていたら、翌日、その部分が紫色に内出血していたのです。
心当たりは、サイズぴったりソロループの着脱しかありません。
あわてて使用を中止したところ、徐々に治ってきて、今は完治しています。
やはり私は高齢者なので(執筆時74歳)、血管がもろくなっていると思われます。
なので、着脱の際には、かなり手を締め付けることになりますので、これは若い方、血管の弾力には自信がある、という方以外にはあまりオススメしません。
アップル純正ならどうなのか
サードパーティーではなく、アップル純正なら行けるのかも知れない、と思ってネット検索したら、こんな動画もありました。3:50分あたりから始まります。
これを見ると、やはり純正でも同じような感じですね。
結論、万人向けは「ソロループ」以外のバンド
というわけで、安全のために、特に高齢者の方には、ソロループ以外のバンドをオススメします。
もちろん、ソロループタイプでも、シリコンよりもっともっと伸縮性のある素材で作ることが出来るのなら、また試してみたいとは思っています。
追記
その後、「編み込み式」とか、「ゴム式」といった、シリコンより伸縮性のある「ソロループ」タイプをいろいろ試しています。またご報告します。
現在、使っているバンド、500円
その後、しばらく使ってみて、なかなか使い勝手が良く、お値段もお得感ありありなバンドがあったので、ご参考にご紹介しておきます。
写真のApple Watchはシリーズ7です。改札などでタッチする時に時計面が直接センサー部分に当たらないように保護ケースを着けてあります。
バンドの、Apple Watch本体との接合部はプラスチックで、スリット(すきま)が開いてます。そこにバンドを通して折り返して縫ってある、という、単純な作りですが、それがかえって頑丈な仕様になっています。
まあ、金具などは、お値段なりのチープ感はあって、ちょっとオモチャっぽいですが、Apple Watchにはかえって似合ってるかもだし、伸び縮み幅が大きいので、つけ外しが楽々。シリコンのような内出血もしません。また、帆布のような、目が粗くてしっかりした布製なので引っかかりが良く、つけ外しの際に落としそうになることも皆無です。
しかも、バンドの長さの調整もできるので、買うときにサイズを気にすることもありません。
日常の、駅の改札やコンビニなどでApple Watchの「デジタル決済」を使うときも、Apple Watchの位置を手の甲側にするのも、手のひら側に回すのも自由自在、スイッと回せます。
また、手首の位置から関節のところに移動させるのにも、バンドをちょっとゆるめにしておけば、手をぶら下げたままブルブルさせるだけで降りて来るので、これはストレスないですよ。
こちらはAmazonにはなかったので、楽天で買いました。
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