ダイソーの「ハイレゾ500円イヤホン」が、すごい性能でびっくり仰天、これは面白い!

レビュー

「ハイレゾ対応」の驚異的な音の良さ

いやいや、これはね〜すごいですよ。

Youtubeでポップスを最初聞いた時は、やたらキンキンとした音だなあ、これはちょっと聞いてられないなあ、やっぱり500円ではダメだね〜と思いましたが、念の為、と思って、クラシック音源YouTubeを聴いてみたら、おおおおお〜!こっ!これはすごい!

なお、この動画の演奏終了時に、右のバイオリン奏者アメリア・マゾンスカさんだけが花束をもらうのは、左のバイオリン奏者ヨン・ソヨンさんはこの楽団シンフォニエッタ・クラコヴィアのアートディレクター、音楽監督で、アメリア・マゾンスカさんを招待している立場だからです。

音源の良し悪しをそのまま再現

なになに?バッハの「二つのバイオリンのための協奏曲ニ短調BWV 1043」の弦楽合奏、そのダイナミックな弦楽器の音の奔流の中に、なんとあの繊細なチェンバロの音が埋もれる事なくちゃんと聞こえてるじゃん。

コントラバスやチェロなどの低音弦楽器の音がちゃんと定位している。

二つのバイオリンの聞き分けが出来る!

あややや、とあわてふためいて、色々なYoutubeを聴きまくったら、どうやらこのダイソー500円イヤホン、「ハイレゾ対応」というだけあって、音源の良し悪しをそのまま忠実に再現しているらしいことが分かりました。

レベチ

要するに私が最初に聴いたポップスのキンキンした音は、実際に音源がキンキンしている、つまり録音状態がろくでもない音源だった、ということなのです。

もとの音源の良い音質は良いなりに、悪い音質は悪いなりに、そのまま忠実に再現してる、ってことなんですね〜恐れ入りました。

音源の良し悪しが分かってしまうという、ちょっとレベルの違うイヤホンが500円、消費税こみで550円なのですから、私史上、久しぶりの大ヒットであります。

いつものイヤホンは「いつも良い音」

私がいつも使っている有線イヤホンもあるのですが、それでYoutubeを聞くと、どういう仕組みになっているのか、どんな音源でも、すべて良い音に聞こえるのです。

何らかの、音をマイルドにする仕掛けがあるのかも知れません。

まあ、場合によっては、とがった音はあまり強調しない、マイルドな穏やかな音楽を聴いていたい、という心理状態の場合も確かにあります。そういうニーズに応じた音作りのイヤホンなのかも知れません。

音源の良し悪しまで分かる

が、しかし、音源そのままの音を聴くというのは、まずは基本でしょう、とは思いますね。

その点、このダイソー500円のイヤホンで聴く音楽は、Youtube音源の良し悪しまで分かってしまうので、Youtubeサーフィンをしてみると、これがやたらと面白い。

もう聴き慣れて、こんな音ですね、と分かりきったつもりでいた音楽が、全く新しく、新鮮に聞こえます。これは目の覚めるような体験です。

今、色々な曲を聞き直していますが、新発見ばかりです。これは面白い。

高音のシャリシャリ感?

口コミの中には、高音の「シャリシャリ感」がある、という意見も見ますが、私の場合は、高齢者なので高音が聞こえにくくなって来ている、という事情があるからか、ちょうど良く聞こえます。

今まで聞こえなかった音が聞こえるメリットの方が、私の場合は、はるかに大きいですね。

中音域もしっかり再現されてますし、低音域もしっかりくっきり、迫力の音量で聞こえます。

サブウーファーを使ったお腹に響くような、地を揺るがすような重低音はさすがに出ませんが、それは高級ステレオセットの大型スピーカー、クラブ、ライブが担当する分野だと思われます。

色々な形と色のバージョンがあります。

「7301」は、このシリーズ初代の機種

ダイソーの、この機種が売れたので、派生して色々な形や色のバージョンが作られた模様。

「6071」は、「ブラック」「プラチナカラー」の2色展開

「6088」は、「ガンメタ」「シルバーカラー」の2色展開

形もちょっと変わってます。

「6095」は、「ゴールド」と「パープル」の2色展開

これも形が変わってます。

私が買ったのは「6095」「ゴールド」

私が買ったのは品番「6095」2色展開の「ゴールド」と「パープル」のうちの「ゴールド」の方です。

「6095」「ゴールド」

ケーブルの長さは1.2m、十分な長さです。

ケーブルはからまりにくい素材で出来ているのか、あまりこんがらからないのもポイント高し。

3.5mm4極ステレオミニプラグとハンズフリー通話対応リモコンマイクが付いてます

動画再生中にボタンを押すと、動画が一時停止します。同時にハンズフリー通話ができる状態になるんですね。

もう一回押すと動画は再開して、ハンズフリー通話は終了です。

リモコン部分に小さな穴が開いていますが、これがマイクです。

カナル型イヤーピース

半透明のカナル型イヤーピースはあらかじめ付いている1種類のみです。私は完全ワイヤレスの「AirPods Pro」も持っていますが、そちらでは大中小の「大」を使っています。その大きな耳の穴の私でもぴったりハマって、問題なく使えるので、優秀と言えるでしょう。

ハンズフリー通話対応リモコンマイクは右(R)の方に付いています。

4極ミニプラグには注意が必要

気をつけなければならないのが、このイヤホンのプラグが4極ミニプラグである事です。

私が使っているノートパソコン「MacBook Air」のイヤホンジャックは4極ミニプラグ対応なので問題なく使えました。

また、最近のスマホはほとんど4極ミニプラグ対応なので心配は不要ですが、私の古いテレビの3極ステレオジャック、テレビからのイヤホン延長コード3極ジャックではプラグがきっちりハマりませんでした。

接続部分を手で押さえておけば、かろうじて聞こえるのですが、ずっとコードを持ってるわけにも行きません。

テレビ用にお考えの際は、ちょっと気を付ける必要がありそうです。

今回のお話

今回は、ダイソーの「ハイレゾ500円イヤホン」が、その値段には似合わないすごい性能で、実際聞いてみたら今まで聞こえなかった音が聞こえたりしてびっくり仰天した、というお話でした。

これで色々な音源を聴いてみてますが、さまざまな発見があって面白いですね。

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