お風呂のフタ、汚れて来たし、カビなども出て黒くなっても来たし、買い換えようかな、と思ったら、物は試し、クエン酸で洗うか拭いてみてください。
何故なら「クエン酸」、汚れ落としに関しては、びっくりするほどの、相当のスグレモノだからです。
例えば、日頃スローペースもいいところで、ものぐさ極まりなくて、そう器用でもない私が洗ってみたら、ピカピカになって、買い換えずにすんでしまったという実績がありますので、間違いありません。
クエン酸、100円ショップでも売っている、手軽に使えるものなので、ぜひともお試しください。もう買い換えようかと思っていた風呂フタが、あと5年は使える状態に復活します。
ヌルヌルの風呂フタ
風呂フタを買い換えようと思ったのは、私がものぐさで、ろくに掃除や手入れもせずに使っていた結果、赤カビやら黒カビやらが発生、ヌルヌルで触るのもイヤな感じになって来たからです。
早速ネットで、どんなものがあるか調べてみると、ジャバラ式のもの、トタン屋根のような波型のもの、二枚のプラスチック板を使うもの、色々あるのですが、どれもお高め、いいお値段なのですね〜。
風呂フタも、こうしょっちゅう買い替えていると、もはや消耗品なのだから、もうちょっと安くならないかな〜と考えながら、さらにネットサーフィンしていると、数百円で風呂フタが出来る、という耳寄り情報が。
ヒノキの板はいいかも
これは11cmのヒノキ材を6枚ほど使う、という、原始的というか、昔なつかしな感じの風呂フタなので、がぜん乗り気になりました。
ヒノキの香りはいい感じだし、古くなって黒ずんで来るのは想定内で、いつまでたってもヌルヌルがない、というのがいいなあ、何と言っても安上がりなのが一番!と、浴槽のサイズを細かく採寸して、板の切り方、など色々検討しました。
全集中が途切れる
と、木の板を使う前提で「ああでもないこうでもない」と、いろいろ検討しているうちに、基本的にものぐさな私のことなので、集中力が切れて、考えるのがだんだん面倒になって来ました。
そうすると、思考が別の方に展開を始めました。
買い換える前に、いちおう洗ってみよう
そう言えば、今使っている風呂フタは、そもそもろくに掃除をしたことがない。買い換える前に、試しに掃除して洗ってみるかな、という気に、ふと、なりました。
壁にぶち当たったら、壁を壊したり乗り越えるのは面倒なので、横に行け、という格言(あるのか?)に従ったわけです。
クエン酸を使った風呂フタの洗い方
事前準備
クエン酸を30gくらい(お好みです)と、水200ccくらい(好きなだけ)を、適当な容器に入れ、よく振って溶かします。
あ、この時、ビニール手袋をしておいたほうが、手や指の肌が安全です。クエン酸や重曹は、濃度が高いと、手の皮膚を溶かしたりしますので、気をつけたほうが良いです。私も実際に何回か、ものぐさなもので「大丈夫だろう」と素手でやって、爪の周りがピリピリ痛くなったりしましたので、意外に危険です。
まあ、その分、汚れも溶かすので、よく落ちる、というわけですけどね。
私は100円ショップで買った容器を使っています。クエン酸はマツキヨのプライベートブランド品です。100円ショップで売っているものでも一向にかまいません。
100円ショップで買ったクエン酸が、ちょうど切れた時にマツキヨの前を通った、というだけの理由で買いましたので。
あと必要なのはブラシです。うちの風呂フタは「イージーウェーブ」という名の通り、トタン屋根のような波が連続した形ですので、その波と波の間をブラッシングするために、ちょっとたてに細めのブラシを使いました。これも100円ショップで売ってます。
クエン酸溶液をかけます
さて、クエン酸が水に溶けたら、風呂フタの汚れているところ、カビの生えているところを重点的に狙って「クエン酸溶液」をシュッシュとかけて行きます。風呂フタのヌメヌメを触らなくてよいので、安全です。余裕があったら全体にクエン酸溶液をかけておいても良いですね。2分で済みます。
ブラッシング
クエン酸溶液をかけたら、すぐにブラシでシャコシャコ、ブラッシングしてもいいし、私のように10分ほど放置してから、おもむろに始めても良いです。
そのへんの放置時間については、風呂フタの汚れ具合や、自分の元気具合と相談しながら決めましょう。
すぐにブラッシングを始めれば3分で済みますが、ある程度の力が必要です。
もうちょっと汚れがふやけるまで待つ時間的余裕、あるいは精神的余裕がありましたら、5分とか10分とか適当な時間、放置して待ってからの方が、ブラッシングの力は少なくて済みます。
面白いようにきれいに
洗ってみると、面白いように汚れや黒カビなどが落ちますので、気持ち良いですね。落ちたら、ざっと水洗いして完了です。
そうしたら、何ということでしょう!まあこれが、まるで新品のようにピカピカが復活。水もはじきます。
おおおおお!これじゃあ、新しく風呂フタなんか買わなくていいじゃん!
冒頭の写真が洗ったあとの、きれいになった、現在の状態です。使用前の写真はありません。なくて幸いなくらい、見せられないくらい、ギトギト、真っ黒けに汚れていました。
それ以来、毎日風呂フタは洗っています。浴槽は毎日洗っていたのですが、ものぐさなもので、風呂フタまでは頭と手が回らなかったのです。
その後のメンテナンス
その後、あとはメンテナンスだから、軽い洗剤でいいや、と百均のお風呂用洗剤を使っていたところ、赤カビが発生。
あわてて、もうちょっと性能の良いものを使うことにしました。
これはイイですよ。赤カビは見事に消え、その後も発生していません。ピカピカを維持しています。
まとめ
風呂フタを買い換えようとしていて、それが汚れのためだとしたら、一度クエン酸で洗ってみてください、というお話でした。
私はおかげで、数千円の節約をすることが出来ました。
ご参考になれば幸いです。
私の実際に使っている風呂フタもご紹介しておきましょう。数年使ったあとで洗ったら新品同様ピカピカになったということは、かなり優れたパフォーマンスなのではないかと思います。
私の風呂フタそのものはもう数年前の製品なので、現在は新製品に変わっているようです。なので、同じメーカー、似た品番のものをご紹介しておきます。
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